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日本の水道水が綺麗?世界の水道水と比較して分かった驚きの事実!

「水道水が飲める」
これを当たり前のことだと思っていませんか?

実は日本の水道水は、世界一とも言われるくらい綺麗な水なんですよ。

では何故日本の水道水はこんなにも綺麗なのでしょうか。
その理由を具体的な数値と共にご説明していきましょう。

またそれと共に、日本で水道水が綺麗な都道府県・市10選も併せて紹介させて頂きます。
あなたがお住まいの場所は入っているでしょうか?
ぜひ最後までご覧ください。

日本は水道水が綺麗な国

水道水がそのまま飲める国は世界でもたった15か国!

まず「水道水が飲めることは当たり前ではない」、それを裏付けるデータをご紹介しましょう。

国土交通省が発表したデータによりますと、なんと水道水が飲める国は、世界でもたった15か国しか存在しないのです。

  1. ドイツ
  2. オーストリア
  3. スイス
  4. クロアチア
  5. スロベニア
  6. フィンランド
  7. スウェーデン
  8. アイスランド
  9. アイルランド
  10. オーストラリアと
  11. ュージーランド
  12. 南アフリカ共和国
  13. モザンビーク
  14. アラブ首長国連邦
  15. 日本

このように主にヨーロッパ地方を中心とした国でしか、水道水を飲むことは出来ません。

何故日本の水道水は綺麗なのか?

では何故日本がこんなにも綺麗な水道水であるのか。
その理由は「水質基準がとても厳しいから」に他なりません。

日本の水道水の水質基準は、1957年に施行された「水道法」によって定められています。
「ずいぶん昔じゃないか」と思われるかもしれませんが、ここで掲げられた目的はたったひとつです。

「水道水を生涯飲み続けても人体の健康に全く悪影響がないこと」

日本はこのたったひとつの目的のために、60年以上前から厳しい基準を整備してきているのです。

具体的には以下の3つの基準、全てをクリアさせています。

  1. 世界保健機構(WHO)の基準値
  2. 水道法の51項目の水質基準項目と基準値
  3. 厚生労働省の26項目の管理項目

これら100項目以上の基準点によって、日本の水道水は世界最高水準の綺麗さを誇っているのです。

日本の水道水がどれくらい綺麗か数値で比較してみよう

「日本の水道水は世界一綺麗と言われる」、次はこの理由を数値化してみました。

世界各国で水道水に対する基準値は様々ありますが、今回はその中でも主に利用されている以下の4つの基準を元に比較してみます。

  1. 世界保健機構(WHO)の基準
  2. 欧州連合(EU指令)の基準
  3. アメリカ環境保護省(EPA)の基準
  4. 日本の4つの水質基準

まずは大腸菌です。
感染力の高さで知られる恐ろしい菌ですが、これに対する各基準は…

  • WHO:水道水100ml中に検出されないこと
  • EU:水道水100ml中に検出されないこと
  • EPA:水道水1Lにつき5%以下に留めること
  • 日本:検出されないこと

ご覧のように日本だけ厳しい基準値になっています。

では六価クロムやヒ素、鉛などの健康被害が不安視される有害物質や化学物質ではどうでしょうか。
こちらではEPAのみ若干緩めですが、他のWHO・EU・日本は同じ基準を元にしています。

他にもフッ素などの化合物については…

  • WHO:水道水1Lあたり1.5 mg
  • EU:水道水1Lあたり2.0mg
  • EPA:基準値なし
  • 日本:水道水1Lあたり0.8 mg

これも日本が断トツで厳しい基準値を設けているのです。

この「どこの基準値で見ても日本は特に厳しい審査基準値である」ことこそが、世界一水道水が綺麗だと言われる理由でもあるのです。

水道水が綺麗な県・市10選!

さて、日本の水道水が何故こんなにも綺麗なのかをご説明したところで、その日本の中でも特に水道水が綺麗な都道府県・市を10か所ご紹介していきたいと思います。

1:北海道帯広市

北海道帯広市は、十勝平野と日高山脈に囲まれた自然豊かな土地です。
その綺麗な空気と恵まれた自然環境から、過去に「水道水の美味しい都市」に選ばれたこともあります。

また帯広市の水道水は、国土交通省が認めた清流日本一に輝いた札内川の伏流水を原水としているので、これも10選に選ばれた理由でしょう。

2:青森県青森市

青森県青森市には、日本一美味しい水と言われた横内川があります。
1984年に厚生省が行った利き水会では、この横内川の水が美味しいと答えた人の数がもっとも多かったのです。

また横内川水系の水道水を利用している青森市では、全国の中でもミネラルウォーターの購入額が少ないことでも知られています。

3:栃木県塩谷町

栃木県塩谷町は、環境省指定の名水百選に選出された「尚仁沢湧水(しょうじんざわゆうすい)」という湧水があります。
この湧水は、水温が年間を通して11℃前後しかないとても冷たい水としても有名ですね。

ちなみに尚仁沢湧水も、1997年に開催された利き水で1位を獲得しています。
塩屋町ではこの尚仁沢湧水をそのまま水道水として利用しているというのですから羨ましい話です。

4:富山県富山市

元々富山県は名水の地として有名です。
環境省が選定した名水百選に選ばれた水源が、なんとも8か所も存在しているのです。

「瓜裂の清水(うりわりのしょうず)」や「立山玉殿の湧水」は観光地としても有名ですので、耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。

その中でも富山市は、立山連峰・南アルプスといった3,000m級の山々に囲まれた場所です。
そのため綺麗な雪解け水でできた地下水には困らない立地と言えるでしょう。

5:福井県大野市

福井県大野市の特徴は、9割が森林によって構成されているということです。
そのため名水百選にも選ばれた湧水「御清水(おしょうず)」があるなど、名水地として知られています。

また大野市では、地下水を減菌処理するだけというシンプルな加工方法のみで水道水として配給しています。
原水が綺麗だからこそ、最低限の処理方法で済むのです。
水の味を損ねることなく水道水にできる、これが大野市の強みと言えるでしょう。

6:長野県松本市

長野県松本市には数多くの井戸や湧水があり、市街地に湧水群が存在している珍しい場所です。
これら「まつもと城下町湧水群」と呼ばれる湧水のお陰で、美味しい水道水としてご家庭に届けられているのです。

「信州松本の水」として販売されいるこの水は、2014年にモンドセレクションのビール・飲料水・ソフトドリンク部門で見事金賞を受賞した経歴もあるんですよ。

7:静岡県富士宮市

富士山の麓でもある富士宮市は、日本一高低差のある市としても有名です。
そのため富士山の恩恵をそのまま受けられる湧水に溢れており、美容や健康に良い「天然バナジウムが含まれた水」は、みなさんご存知のことでしょう。

水道水が美味しいのはもちろん、市内では天然の湧水を汲むことができる場所がいくつもありますので、お立ち寄りの際はぜひその味を試してみましょう。

8:熊本県熊本市

熊本市の水道水は、驚くことにその100%が地下水でまかなわれています。
古くから「水の都」と言われる所以ですね。

また環境省が選定した昭和の名水百選にも、「菊池水源」「轟水源」「池山水源」「白川水源」の4ヶ所選定されています。

9:鳥取県米子市

鳥取県米子市にも、環境省が選ぶ名水百選に指定された場所があります。
その中の「天の真名井(あめのまない)」は、1日におよそ2,500tもの湧水が溢れ出す大きなものです。

ちなみに2004年に開催されたアジア太平洋環境会議では米子の水を配ったこともあるそうで、その味は世界各国の方々から最高評価を受けたとのことです。

10:長崎県島原市

長崎県島原市も、市内に50ヶ所以上の湧水がある水の都です。
これらは「島原湧水群」とも呼ばれており、水質の良さと水量の豊富さから日本名水百選にも選ばれています。

また島原市は、1981年に国土庁から「水緑都市モデル地区」として選出されたこともあり、水の都として一気にその名声を高めました。

綺麗な水道水は日本の宝!

今回ご紹介してきたように、日本の水道水には世界一厳しい審査基準が課せられています。
そのおかげで、水道から出てくるまま口にすることもできるのです。

また水道水が綺麗な県10選を見てもわかるように、日本には美しい湧水や地下水が数多く存在しています。
元々日本は綺麗な水に恵まれた土地なのです。

毎日当たり前のように使っている水道水ですが、綺麗であることが普通だと思っていた方も多いのでは?
今度水道水を使用する際は「これが世界一綺麗な水道水か」と思いを馳せてみてくだいさいね。

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