水は全部で7種類!分類方法とそれぞれの特徴を解説!
飲料水には様々な種類があり、全てを把握するのはなかなか難しいことですよね。
しかしこの種類を理解すれば、どれが自分に合うのか、また用途によってどう使い分ければ良いのかなどがわかり、日常生活の中でも役立つこともあるんですよ。
今回は数ある水の種類について、詳しくご紹介していきましょう。
水は7種類に分類できる
水の種類とその特徴とは?
水の主な種類は以下の7種類に分類することができます。
水の種類 | 主な特徴 |
---|---|
1:水道水 | ダムや井戸水などをろ過・殺菌・消毒し飲用できるようにした水 |
2:ミネラルウォーター | ミネラル分を含んだ水 |
3:炭酸水 | 炭酸ガスを含んだ水 |
4:アルカリイオン水 | 電気分解によって作られたアルカリ性の水 |
5:RO水 | RO膜処理により不純物がろ過された水 |
6:精製水 | 蒸留などの方法により塩素やミネラルなどの不純物を除去した水 |
7:海洋深層水 | 水深200メートルより深いところにある海水 |
スーパーやコンビニで買えるもの以外にも、多くの種類があることがわかりますね。
「精製水」や「海洋深層水」は飲用としてより、化粧品や医療用として使われることの多い水です。
「アルカリイオン水」は胃腸症状にきくと言われていますし、「炭酸水」はデトックス効果が高いとされています。
水によっても、それぞれの特徴や使い道が違うのです。
水の種類で味は変わる!
水素イオン濃度で見てみると?
飲料水を見分けるポイントのひとつに「pH」というものがあります。
これは水中に含まれる水素イオン濃度のことです。
pHは1~14までの数値に分かれており、それによって酸性かアルカリ性かがわかります。
pH1 | pH2 | pH3 | pH4 | pH5 | pH6 | pH7 | pH8 | pH9 | pH10 | pH11 | pH12 | pH13 | pH14 |
酸性 | 中性 | アルカリ性 |
酸性の水は飲むと酸っぱく、アルカリ性の水は後味に苦みを感じる方もいるようです。
日本人の飲料用水は中性が望ましいとされるため、水道水はpH5.8~8.6と法律で定められているんですよ。
ちなみにpH9以上の強いアルカリ性の水には注意した方が良いでしょう。
胃酸の作用を弱めたり下痢を引き起こしたりする可能性があります。
硬度で見てみると?
もうひとつの見分けるポイントが硬度です。
「軟水」「硬水」とよく聞くかと思いますが、それもこの硬度によって分類されています。
硬度はカルシウムとマグネシウムの含有量を計算したものです。
- 硬度が高い:硬水
- 硬度が低い:軟水
この硬度がいくつなのかによっても、水の特徴は異なります。
超硬水:硬度1000mg/L以上 | ミネラルが多い 日本人は下痢を起こしやすい |
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硬水:硬度301~999mg/ | ミネラル補給に効果的 苦みやクセがある |
中硬水:硬度101~300mg/L | クセはそれほど強くなく飲みやすい |
軟水:硬度100mg/L以下 | ミネラル含有量は少ない 日本の水道水も硬度約52.0の軟水 |
硬度が上がれば上がるほどミネラル成分は強くなりますが、その分味に癖があります。
そのため繊細な出汁の味を生かす和食には、硬水よりも軟水が合うとも言われているのです。
また硬水は日本人の体質には合わず、お腹を壊すことも多いようです。
「海外で水を飲んだらお腹を壊した」という話をよく聞くのも、海外の多くが硬水だからです。
大量のミネラルは腎臓に負担をかけてしまうため、超硬水などを日常的に飲用するのはあまりおすすめはできませんが、固い肉を柔らかくするという効果もあるので、洋風の煮込み料理などには最適ですよ。
ミネラルウォーターは4種類に分類されている
世界で異なるミネラルウォーターの基準
ミネラルウォーターと一言にいっても、その基準や考え方は、世界各国で異なります。
ここでは日本の基準で種類分けしてみましょう。
日本のミネラルウォーターは、農林水産省が定めた「ミネラルウォーター類の品質表示ガイドライン」によって、4種類に分類されています。
ナチュラルウォーター | 単独の地下水源から採水された原水のみを原料とした飲用水 |
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ナチュラルミネラルウォーター | ナチュラルウォーターのうち採水地にたどり着く過程で地層のミネラルをふんだんに溶解した水 |
ミネラルウォーター | ナチュラルミネラルウォーターを原水とし、ミネラル調整やばっ気(曝気)と言われる空気による浄化を行ったもの |
ボトルドウォーター | 上記以外のもの |
採水した水にどれだけの加工を加えるかで、種類分けされているのです。
水の「原料」の種類とは?
どこで採水したのかを知ろう
市販のペットボトルを見てみると、「原料」に必ず採水された種類が記載されています。
さすがにこの違いを味で見極めるのは困難ですが、知識のひとつとして覚えておくのも良いかもしれませんね。
浅井戸水 | 浅井戸からポンプ等により取水した地下水 |
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深井戸水 | 深井戸からポンプ等により取水した地下水 |
湧水 | 不圧(自由面)地下水、被圧地下水の区分によることなく、自噴している地下水 |
鉱泉水 | 自噴している地下水のうち、水温が25度未満の地下水であり、かつ、溶存鉱物質等により特徴づけられる地下水 |
温泉水 | 自噴している地下水のうち、水温が25度以上の地下水、または、温泉法第2条に規定される溶存鉱物質等により特徴づけられる地下水 |
伏流水 | 上下を不透水層にはさまれた透水層が河川と交わるとき透水層内に生じる流水 |
鉱水 | ポンプ等により取水した地下水のうち溶存鉱物質等により特徴づけられる地下水 |
ちなみに市販されている日本のミネラルウォーターの多くは、鉱水や井戸水です。
地方で売られている限定商品には湧水もあるようですが、一般市場に出回ることはあまりありません。
海外のミネラルウォーターですと、鉱泉水が多くなります。
含まれている溶存鉱物質が、日本の水にはない高度や水素イオン濃度に変化をもたらすのです。
水の種類を理解し自分に合った水を飲もう!
どこで採水したのかを知ろう
水そのものの種類はもちろん、その種類を見分けるポイントや、採水の違いなど、一言に水と言っても様々な違いがありましたね。
水はその特徴により、体質によっては「美味しくない」と感じたり、体調不良を起こすこともあります。
また飲用に向くものや料理に向くものなど、その用途も様々でした。
今回の情報を参考にし、毎日美味しく飲める自分に合った水を選んでみましょう。
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