ミネラルウォーターは本当に健康に良い物なのか？成分から徹底検証！
水は水道からも得ることができますが敢えてミネラルウォーターにお金を出して購入している方も多くいます。
ミネラルウォーターは健康や美容に良いと聞きますが、本当に健康に良い物なのでしょうか？
ここでは、ミネラルウォーターの成分などを徹底検証していきます。
ミネラルウォーターが健康に良いと言われる理由
ミネラルウォーターが健康に良いと言われるのには理由があります。
ナトリウムやマグネシウム、カリウムなどのミネラルが含まれていることが理由です。
ミネラルは体に欠かせないものですし、不足することで体が不調をきたします。
ミネラルウォーターにはこれらの体に必要なミネラルが多く含まれている為、「体に良い」と言われるのです。
ではミネラルウォーターを飲むとどのようなメリットがあるのでしょうか？
ミネラルを多く含むミネラルウォーターを飲むことによって得られるメリットは、三つあります。
代謝のアップ
ミネラルウォーターを飲むことによって代謝が良くなるため、ダイエット効果が期待できます。
血行がよくなる
二つ目は血流が良くなります。血の巡りがトド凝っている場合、ミネラルウォーターを飲むことで血流が良くなるので血液中に溜まっていた老廃物も流れていき、血がきれいになるため健康増進効果があります。
デトックス効果
一つ目の代謝アップに関連しますが、ミネラルウォーターにはデトックス効果があります。代謝がよくなることで発汗や排泄が促されます。
ミネラルウォーターの種類とそれぞれの特徴
ミネラルウォーターにはいろいろな種類があります。
スーパーやドラッグストア、コンビニなどに行けば多くのミネラルウォーターを目にすることができます。
なんと市販されているミネラルウォーターは1000銘柄にも上ります。
これらの1000銘柄はどれも種類によって含まれる成分や量が異なります。
次では主なミネラルウォーターの種類を解説していきます。
炭酸水
日本でミネラルウォーターというと、炭酸の入っていない普通のお水ですが、海外ではミネラルウォーターというと炭酸が入っていることが多いです。
炭酸水は、採水地によって含まれる炭酸の強さがことなります。銘柄によって炭酸の強さが様々なので、自分の飲みやすい炭酸水を選ぶと良いでしょう。
炭酸水は美容、ダイエット、疲労回復、ミネラル補給、便秘解消、肩こり解消など、美容だけではなく健康維持のためにもおすすめです。
水が苦手方も炭酸が入っているから飲みやすさを感じることがあるでしょう。また炭酸が入っていることによって血行促進効果があります。
海洋深層水
水深200m以下の海水を海洋深層水と言います。
海洋深層水には現代人に不足しがちなミネラルがバランスよく豊富に含まれています。
ミネラルは自分の体に中で作り出すことはできません。
外から入れなければならない成分です。海洋深層水には身体の中で作り出すことのできないミネラルを豊富に含んでいるため健康に良いと考えられています。
海洋深層水は硬度が高く、現代人に最も不足しているといわれるマグネシウムの含有量が多いです。この他にもカルシウム量も多いです。
シリカ水
シリカとはケイ素のことを意味します。
シリカは、ヒトの身体の中のほぼ全ての部分に含まれており、例えば、皮膚・髪はもちろん、骨や歯、血管も細胞壁の中にも含まれています。
このシリカは体内では作ることができないので、体を健康に維持するためにはシリカを積極的に体内に取り込む必要があります。
シリカは血行を促進し、代謝をアップさせてくれる効果があります。
さらに、シリカ水は浸透力が抜群に優れています。体内に入ると、毛細血管にまで入り込み血管内にとどまっている脂肪を分解し排出させる働きがあります。
デトックス効果もあり頑固なセルライトにも効果を発揮します。
温泉水
温泉水とは地中から湧き出る水のことです。
この温泉水はミネラル成分が豊富に含んでいます。
ミネラル成分が豊富なために体の疲れを癒してくれる効果が期待できます。
更に温泉水を飲むと、体の中にも良い影響を与えてくれるのです。
純水
純水は不純物やイオン成分を一切除去した水のことです。
飲用することで体内の不純物を体外へと排出してくれるデトックス効果があります。
還元水
水道水を電気分解することでマイナス電極側から生成される水を還元水と言います。
人は年を追うごとに活性酵素の影響によって老化していきますが、還元水は健康な状態の身体に戻してくれる効果があります。
アンチエイジングにも最適です。
バナジウム水
バナジウムというのはミネラルの一種です。血糖値を下げる効果や成人病や生活習慣病の予防効果が期待できます。
酸素水
酸素水は、その名の通り酸素を含んだ水のことです。
酸素不足からくる症状の改善に効果的です。
赤ちゃんや妊婦さんも飲んでも平気なの？
妊婦さんは1日2リットル程度の水分を摂る必要があります。
水分補給にお茶やコーヒーを利用したいところですが、妊婦さんはカフェインをとることはおすすめできません。
水分補給にはカフェインの入っていないお水が一番おすすめです。
しかし水と言ってもいろいろな種類があります。
妊婦さんにおすすめのものは、不純物が含まれていない純粋です。
赤ちゃんにはミネラルウォーターは飲ませない方がいいと言われています。
ミネラルウォーターに含まれているミネラルは、赤ちゃんの体に負担となるからです。
赤ちゃんの負担になることで下痢や腹痛のなどの症状を引き起こす可能性があります。
赤ちゃんは内臓機能が発達していません。
内臓などが発達するのは2～3歳くらいです。
内臓機能が正常に働くのは5歳くらいからとなっています。
このくらいまではミネラルウォーターは控えた方がいいです。
ただし中には赤ちゃんに飲ませることができるミネラルウォーターもあります。
ミネラル分成分の含有量が低く、飲みやすい軟水であれば赤ちゃんに飲ませても良いですし、粉ミルクづくりに利用してもかまいません。ミネラル成分が少ない軟水であれば、赤ちゃんの体に影響を与えることはないです。
ミネラルウォーターの正しい飲み方
ミネラルウォーターの正しい飲み方をして水の効果を高めましょう。
まずは4つのポイントを押さえておくことが必要です。
ポイント①
一つ目のポイントは水の種類にこだわりを持つことです。
自分の希望する効果を感じられるミネラルウォーターを選びましょう。
ポイント②
二つ目のポイントは適正量の水を摂取することです。ミネラルウォーターは多ければ多いほど良いわけではありません。1日2リットルを目安に飲みましょう。
ポイント③
三つ目のポイントは1回の摂取量に注意を払うことです。1回あたりの摂取量を、コップ1杯分150〜250ml程度にすると良いです。
ポイント④
四つ目のポイントは摂取するタイミングに気をつけることです。
1回で多くの水を飲むのではなく回数を分けて飲みましょう。
1日6回〜8回程度に分けて摂取することで、水を効率よく摂取することができます。
朝起きたとき、食事の前後、運動前、外出から帰ったときなど、水を飲むことを習慣づけると良いです。
自分に合ったミネラルウォーターを選んで健康増進！
人は水がないと生きていくことができません。
その水は毎日何気なく飲んでいるでしょうが、自分の希望する効果が得られるミネラルウォーターに変えることによって健康増進を図ることができます。
水は人の健康を維持するために重要な役割を担っています。
4つのポイントを守り、正しく飲むことで健康アップに繋がるでしょう。
あまり多く飲みすぎると水で体調を悪くしてしまいます。正しく飲むことが大切です。
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