ミネラルウォーターの硬水とは?特徴とメリット・デメリットを解説!
健康のために水道水よりもミネラルウォーターを飲んでいる方も多くいらっしゃるでしょうか。
ミネラルウォーターはミネラル分が多い「硬水」とミネラル分が少ない「軟水」があります。
両者にはどのような違いがあるのか、また飲むことによってどのようなメリットがあるのかを解説したいと思います。
【おさらい】硬水とは?軟水との違いとは?
ミネラルウォーターは硬水と軟水に分類されますが、入っている成分が全く異なるわけではありません。
含まれているミネラルn含有量によって「軟水」と「硬水」に分けられています。
水1000ml中に溶けているカルシウムとマグネシウムの量を表わした数値は硬度で表しますが、硬度が120mg/l以下が軟水、120mg/l以上が硬水になります。
硬水と軟水は見た目は同じでもカルシウムとマグネシウムの含有量が異なるため、口当たりが違います。
軟水はカルシウムとマグネシウムの含有量が少ないため、まろやかな口当たりです。
硬水は含有量が多いため飲むと少し喉につっかえる感覚があります。
ちなみに日本の水は水道水から湧き水まで、ほとんどが軟水です。
硬水を飲むことで得られる3つのメリット
スポーツ選手やモデル等の方は積極的に硬水を飲んでいる人が多いです。
それには理由は以下の3つになります。
- 基礎代謝が上がる
- 脂肪の吸収を抑える
- 便秘が改善される
それぞれについては以下で詳しく解説します。
①基礎代謝が上がる
硬水を飲むと基礎代謝があがります。
これは硬水に多く含まれているミネラルが深くかかわっています。
ミネラルには代謝を促進させる作用があります。
そのため、硬水を飲むことによって基礎代謝があがります。
基礎代謝があがることによって脂肪燃焼効果が高まるので、自然に痩せやすい体にしていくことができます。
②脂肪の吸収を抑える
硬水を飲むと脂肪の吸収を抑えることができます。
これは硬水に含まれているカルシウムが作用をしています。
カルシウムは、脂肪の吸収を抑制する作用があります。硬水を飲むことによってカルシウムの働きにより、脂肪の吸収を抑えることができるため、太りにくい体を手に入れることができます。
③便秘が改善される
硬水を飲むと便通が良くなり、便秘が解消される効果があります。
これは硬水に多くのマグネシウムが含まれているためです。
マグネシウムには、胃腸の働きを良くする作用や便を柔らかくする作用があります。
ちなみに下剤の成分にもマグネシウムは使われているほどです。
硬水の4つのデメリット
硬水を飲むことによって太りしくい体を手に入れることができ、ダイエット効果を強く感じることができますが、実はデメリットもあります。
以下で4つのデメリットと、その理由について解説していきたいと思います。
①胃腸に負担がかかる
硬水にはマグネシウムが多く含まれているため、胃腸の働きを良くする作用があります。
胃腸の弱いかたは硬水を飲むことで大きな負担となる恐れがあります。
また、胃腸が未発達状態の赤ちゃんも大きな負担となってしまうため、硬水を飲ませてはいけません。
さらに、腎不全の症状があり治療を行っているかたも腎臓の負担が大きくなってしまうため、硬水は飲むべきではありません。
②下痢・体調不良になる可能性有り
硬水を飲むとお腹を下したり、体調不良になるかたがいます。
これはマグネシウムの働きが大いに関係しています。
マグネシウムの便を柔らかくする作用によって、下痢や体調不良を感じやすくさせてしまいます。
初めは体を慣らすためにも硬度の低い硬水から飲み始めると体調不良になることを防げます。
③口当たりが美味しくない
軟水はまろやかで飲みやすいですが、硬水はマグネシウムの含有量が多いため、口当たりがよくないと感じるかたが多くいます。
一般的には、硬度が高くなるほど飲みづらいといわれます。
マグネシウムには独特の風味や香りがあるため、軟水で慣れている方からすれば硬水は飲みにくさを感じてしまいます。
④料理には使えない
口当たりがまろやかな軟水は料理にも使えますが、硬水は独特の風味や味があるため、料理には適していません。
飲むためだけの水であれば硬水はメリットも大いにありますが、料理をするときに用いる水には軟水を使うべきです。
硬水で洗顔が絶対ダメな理由
ミネラルやマグネシウムが豊富な硬水は飲むことによってダイエットや美容効果が高いと言われますが、洗顔で使うことはおすすめできません。
硬水は洗顔時に洗顔料をしっかり泡立てたくても泡立ちが悪くなってしまう作用があります。
また洗顔時に洗顔料の洗浄成分が硬水に多く含まれるカルシウムやマグネシウムと結合しせっけんカスが多く出てしまいます。
さらに普段水道水を使って洗顔をしている場合、軟水を使っています。
硬水に急に変えることで肌が負担を感じてしまい、洗顔後の肌がゴワゴワしてしまうこともあります。このため、硬水は洗顔には向いていません。
肌荒れを引き起こすって本当?
硬水は洗顔には向きません。
硬水と洗顔料との相性の悪さが原因です。
講師は洗顔料を泡立ちにくくさせます。
さらに、洗顔料を使って洗顔をしてもせっけんカスが出やすくなります。せっけんカスをしっかりと落とさなければ肌の上に残ってしまいますし、毛穴の中に入り込めば、肌トラブルの元となってしまいます。
肌が弱いかたであれば、洗顔料を使わず普通に洗顔をしただけでも洗顔後の肌アハごわついてしまいます。
つまり、硬水を使って洗顔をすることで肌荒れを引き起こすリスクが高まるのです。
硬水で髪がパサパサに…
硬水でシャンプーをしたすると髪の毛がパサパサになります。
これはカルシウムやマグネシウムが髪の毛に付着したままになってしまうことが原因です。
シャンプー自体も硬水では泡立ちません。
泡立ちが悪いシャンプーを無理やり髪の毛にのせて洗ってもうまく泡立たず、シャンプー後にべたつきを感じる場合もあります。
欧州はほとんどが硬水です。
水道からも硬水が出ているため、海外旅行に行った際にシャワーを使ってシャンプーをすると髪の毛がゴワゴワになってしまった経験をした方もいるでしょう。
日本とは違う気候や環境によって髪の毛がごわついてしまったのではないかと思う方もいるようですが、これはただ単に硬水が影響を及ぼしているのです。
また、髪の毛だけではなく頭皮も硬水を利用することで乾燥しやすくなります。
硬水で髪を洗うことで髪の毛や頭皮が悪影響を受けることになってしまうのです。
美容に気をつけるならミネラルウォーター選びが大切!
私たちの体は60%が水分で出来ています。
そのため、ミネラルウォーターを積極的に飲むことは美容や健康に良いと言いますが、どんなミネラルウォーターでもいいわけではありません。
美容を気にしているのであれば、ミネラルウォーター選びが大切です。
日本で流通しているミネラルウォーターはかなりの数があり、一説では1000銘柄近くあると言われています。
適量の水を飲むことで、肌が内側からうるおいます。
肌内部が潤うことによって、ハリとツヤがアップし、美肌になれます。
ただし、憧れのモデルや芸能人が飲んでいるミネラルウォーターだから美容に良いと思っても、それが自分に合うとは限りません。
含有量によって口当たりが異なるため、どんなに良いものであっても飲みにくさを感じると長く続けることが難しくなってしまいます。
ミネラルウォーターを飲むのであれば、毎日継続し、1日当たり2リットルは飲むことが望ましいです。
1週間程度続けただけでは美容効果を感じることはできません。
自分の体質や水の好みを考慮してミネラルウォーターを選び、美容に役立てましょう。
薬ではないためすぐに効果が出るものではありませんが、水分補給は生きていくために必要なことです。
その水分補給をするミネラルウォーターを美容に良いものにするだけで健康、美容だけではなくアンチエイジングにも役立たせることができるのです。
ミネラルウォーターを上手に生活の一部に取り入れてみてはいかがでしょうか。
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