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ミネラルウォーターの硬度とは?軟水と硬水の違い・基準についても解説!

人間にとって水は、生きていくためになくてはならないものです。

自然と当たり前のように体内に取りいれるミネラルウォーターですが、種類が2つありそれぞれ特徴があります。

軟水と硬水がそれに当たりますが、それを確かめるには硬度を見ることが必要です。

硬度によって、ミネラルウォーターは味も変わり、それに合う用途も変わっていきます。

それでは、ミネラルウォーターの硬度とはなにが変わるのか、軟水と硬水の違いについて、また基準について紹介します。

ミネラルウォーターに載っている硬度とは?

水には、軟水と硬水の二種類あります。

ミネラルウォーターの成分表記から見分ける際には、硬度が基準になります。

硬度は、水1000ミリリットルの中にカルシウムとマグネシウムがどれだけ含まれているかによって分かれるのです。

WHO(世界保健機関)が定める基準では硬度120mg未満が軟水、120mg以上が硬水との定義があります。

日本人には、硬度が低い軟水ほど飲みやすく、硬度の高い硬水ほど飲みにくいといわれています。

硬度の違いによってミネラルウォーターは5段階に分かれる!

硬度の違いは、超硬水から超軟水まで5段階に分かれています。
以下、WHO基準での硬度比較一覧となっています。

1、超硬水(高度1001〜)

・クールマイヨール(硬度1612)
・コントレックス(硬度1468)
・ゲロルシュタイナー(硬度1310)

2、硬水(高度301〜1000)

・サンペレグリノ(硬度640)
・ペリエ(硬度400.5)
・ヴィッテル(硬度309)
・エビアン(硬度304)

3、中硬水(硬度120~300)

・ソラン・デ・カブラス ミネラルウォーター(硬度253)
・サンベネデット(硬度235)
・シリカシリカ(硬度130)

4、軟水(硬度51〜120)

・ボルヴィック(硬度60)
・アルカリイオンの水(硬度約58)

5、超軟水(0〜50)

・いろはす(硬度50mg/l未満)
・クリスタルガイザー(硬度38)
・森の水だより 日本アルプス(硬度34)
・日田天領水(硬度32)
・サントリー 南アルプスの天然水(硬度30)
・おいしい水 富士山(硬度30)
・森の水だより 北海道の天然水(硬度29.7)
・森の水だより 富山の天然水(硬度25)
・Happy Belly 岐阜・養老 天然水(硬度15)
・四季の恵み 自然湧水 岐阜・養老(硬度15)
・サンタンナ イタリアアルプス 天然水(硬度8.1)
・温泉水99(硬度1.7)

日本で取り扱っているのは基本的に軟水が多いと分かりますね。

軟水と硬水それぞれの特徴と違い

硬水は、硬度が120mg以上で、軟水の硬度が120mg未満です。

硬水は、欧米人向けであり、硬度が高ければ高いほど重い口当たりで苦味を感じます。

日本には硬度の高い硬水はありません。

軟水は日本人が普段飲んでいる水で、まろやかな口当たりで飲みやすいといわれています。

軟水の特徴と体にもたらす影響

軟水の特徴は、まろやかで癖がないため、とても飲みやすいところです。
その理由は、カルシウムやマグネシウムが少ない物がほとんどだからです。
ミネラル分が少ない分、お茶やコーヒーなどを飲む際には、本来の味が出やすく適しています。


赤ちゃんやお年寄りでも、飲みやすく体に対する刺激も少ないため、安心して飲めます。
また赤ちゃんの粉ミルクを作るときにも利用しやすいです。
臓器の発達が未熟な赤ちゃんは、ミネラル成分が多いと下痢を起こしたり、臓器に負担がかかりやすいのです。
そのため、軟水の中でも硬度が低いほうがよいといわれています。


軟水は、素材の味を引き出しやすいため、煮物など素材のうまみを引き出すような煮物などの和食にとても合っています。
また、お米を炊く際も、水分が吸収されやすいため、お米がふっくら炊きあがる利点もあります。

洗い物のさいも軟水は泡立ちがよいため、少しの洗剤でも汚れが落ちやすいともいわれています。
また水道にできやすい水あかなどの汚れも、軟水のほうができにくく汚れがつきにくいです。

硬水の特徴と体にもたらす影響

硬水の一番の特徴は、何といっても体によいとされるミネラル成分が多く含まれているところです。

しかし、超硬水のようなミネラル成分が多い場合は、口当たりが重く感じて、癖のあると感じる人が多いです。

さらに、硬水は現在したしまれる存在へと変化しています。
その証拠に、コントレックス、エビアン、クリスタルカイザーなどの有名な海外のミネラルウォーターが自動販売機やコンビニで見かける場合も多いですね。

煮物などの和食料理には適していないとされていますが、肉などの煮込み料理は、硬水がとても合います。

余分なたんぱく質を外に出してくれる作用があるため、肉が柔らかくなり、さらに臭みも消してくれるのです。

しかし、硬水はカルシウムやマグネシウムの含有量が多いため、スポーツ後やお風呂上がりなどミネラルを補給するためには、適しています。

美容や健康、ダイエットを重視する人は軟水より効果があるといわれています。

ダイエットでは、食事制限のダイエットの場合は不足しがちなミネラルを硬水が補給してくれますし、腸を刺激してくれるため、便秘解消に効果があります。

注意点としては、飲み慣れていない人が飲み過ぎると下痢になってしまうケースがあることです。

日本人に好まれるのは軟水!その理由とは?

軟水が多い理由としては、元々硬水に含まれるカルシウムやマグネシウムは地層の中で岩石から長い時間をかけて溶けだしたものであり、広大な大地にて形成されているからです。

日本の水道水やミネラルウォーターのほとんどは、軟水となっています。日本は面積が狭い島国であり、山が多いため川の傾斜も急のため、長く地層に浸透ができないのです。
そのため、ミネラルを多く含む硬水にならないことが多く、軟水がほとんどとなります。

日本の中でも硬水が多い地域はあり、それは関東や福岡の一部、沖縄本島では硬度が高いです。

特に沖縄本島の南部は、サンゴ礁によって地層が本州と異なるため、河川や地下水にはカルシウムの成分が多くなるのです。

そのため硬度の高いものが多くなります。

とはいっても、日本のほとんどは、軟水ですので、軟水のほうが親しみやすいです。

ちなみにヨーロッパや北米ではミネラルウォーターに炭酸ガスが含まれているものが多いのですが、これも地層に関係しています。

大きな陸地であることから地下水がゆっくりと浸透ができることから硬水になりやすいのです。

結局軟水と硬水どちらがよいのか?

軟水と硬水のどちらがいいとは使用用途や体質によって変わるため、はっきりとした答えはありません。

軟水は生まれた時から摂取しているものなので、飲みやすく日本料理にも合う利点があるので、そこを重視したい人は、軟水が合っているでしょう。

硬水は、口あたり重視ではなく健康や美容目的の人やダイエットでミネラル不足を感じる人には合っています。

最初は味や体が慣れない場合もありますので、濃度の低いものから始めることをお勧めします。

まとめ

硬度の高さによって、硬水と軟水が分かれることが分かりました。

軟水は、日本人になじみやすい味であり日本料理にとても合い、硬水は美容や健康によいため、自分の利用したい用途によってミネラルウォーターを使い分けてみましょう。

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