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浸透水とは?定義と特徴・対義語の逆浸透水についても解説!

「浸透水」を聞いたことがありますか?

飲料用としてこの名前で売られていることもなく、どちらかというと化粧品や医療用として使われたりすることの多い水です。

そしてこの浸透水と切っても切り離せないのが「逆浸透水」です。

こちらもこの名前では販売されていることはありませんよね。

今回は「浸透水とは一体どういう水なのか」ということはもちろん、逆浸透水についても、併せて詳しくご紹介していきましょう。

浸透水とは?

浸透水は水の種類?

浸透水を検索してみると、飲料用としての情報よりも「浸透力の高い化粧水」が出てくることが多いかと思います。
女性ならおわかりになるかと思いますが「お肌に浸透しやすい」というのは化粧水に求めたい性能ですものね。

このことからもわかるように、浸透水は「体内に入れることで浸透しやすい水」と考えて良いでしょう。
もちろん飲むことも可能なのですが、かといって「浸透水」が商品名になることはありません。

ミネラルウォーター・純水・硬水・ナチュラルウォーターなど様々な水の種類がありますが「浸透水はそのような種類分けされるような水ではない」ということをまずは覚えておきましょう。

商品になると?

では浸透水が「飲むための水」として販売される時は、どんな名前になるかご存知ですか?
ヒントは熱中症予防を訴える夏になると、頻繁に目にするようになるものですよ。

「体に浸透しやすい」「熱中症予防」この2つのキーワードでピンと来られた方もいるでしょう。
浸透水が飲料用として販売される時は「経口補水液」という名前に変わります。

「体液に似た飲み物」として売られる、海水を薄めたような味のあの飲み物です。
「体液に似ている=体に浸透しやすい=浸透水」ということですね。

ですので「体に浸透しやすいのなら浸透水を飲みたい!」そう思うのならば、経口補水液を買いましょう。

浸透水を作る仕組み

浸透圧を利用して作られる

浸透水は体に浸透しやすい水だとここまでご紹介してきましたね。
ではそれを作るためにはどのような工程で作られているのでしょうか。

バケツのような底の深い入れ物を想像してみてください。
その真ん中を、電子顕微鏡でも見えないくらい超微細な孔が無数空いている半透膜で仕切ります。

その仕切りの両側に、違う濃度の液体を同じ高さで入れるとどうなると思いますか?

全く同じ高さで入れたとしても、濃度の低い方から高い方へと液体の分子が移動するのです。
これを「浸透現象」と呼びます。

この浸透現象を起こす圧力を「浸透圧」と呼ぶのですが、浸透圧は必ず「高い方から低い方へ」と動く力があるのです。

つまりこの浸透圧の違いを利用して、「純度の高い水」から「不純水」に不要物だけを移動させて作ったものが浸透水なのです。
不純物を取り除き、ミネラルなどの体に良い栄養素のみを残したものが浸透水というわけですね。

浸透水は「体に浸透しやすい水」であると共に、「浸透圧を利用して作られた水」という意味もあるのです。

逆浸透水とは?

逆浸透水は浸透水にもうひと手間加えた水

先ほどは浸透圧により「高い方から低い方へ」と動きましたね。
しかしこの時わざと濃度の低い方に圧力をかけるのです。

すると今度は逆に「濃度の低い方から高い方へ」と分子が動くことになります。
これを利用して作られるのが逆浸透水です。

この逆浸透圧を利用する際、使用される膜を「逆浸透膜ろ過システム」と言います。
英語で表示してみましょう。
「Reverse(逆)Osmosis(浸透圧)」です。

水に詳しい方であれば、この膜に聞き覚えがある方もいるでしょう。
よく聞く「RO膜」です。

つまりRO膜で逆浸透圧により作られた水、それこそがRO水なのです。

RO水とは?

今や逆浸透圧を利用する際の膜のほとんどが、上記でご紹介したRO膜使用です。
RO膜を利用した水をRO水と呼びますので、逆浸透圧を利用した水=RO水と言っても過言ではありません。

なぜこんなにもRO膜が利用されるのか。
それはRO膜の性能がとても高いためです。

RO膜にある孔は、50万分の1ミリ以下という小ささです。
50万分の1と聞いても「とにかく小さいんだな」としか感じないかもしれませんが…

「現在確認されている1番小さなウイルスの大きさは5万分の1」
と聞けばいかがでしょうか。

つまり未知のウイルスでもない限り、RO膜は一切のウイルスを通さないのです。

そのためRO膜を通った水の純度は非常に高く、菌や微生物がもちろん、本来なら水に含まれているミネラルなどの栄養素も全て排除されています。
浸透水-栄養素=逆浸透水なのです。

逆浸透水は「水」というくくりで話をするのであれば、どんな水よりも純度の高い水となるでしょう。
一切の不純物を含んでいないため、品質が劣化することもないので長期間の保存も可能です。

浸透水は水の種類に分類されない水

今回ご紹介してきたように、浸透水は水の種類ではありません。

・体に浸透しやすい水
・浸透圧を利用して作られた水

これを浸透水と呼びます。
そのため「浸透水」として売られることもないのです。

そしてこの浸透水からRO膜を利用し、栄養素すら取り除いたもの、それが逆浸透水です。
濃度の低い方に圧力をかけることで、普通なら「高い方から低い方へ」と動くはずの分子を、「低い方から高い方へ」と動かすことで作る製法でしたね。

純度の高さで言えば、浸透水は逆浸透水よりも劣ります。
しかしそこに含まれる栄養素などは、体に浸透しやすくするために必要なものなのです。

日々の健康のためはもちろん、熱中症予防としても、浸透水は健康に良い水と言えます。
ぜひ浸透水で効率的な水分補給をしてくださいね。

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